うにょのブログ

食う寝る動く

詩・小説・エッセイ

アイデンティティの確立なんてくそくらえ

ジェームズ・マーシャに両腕を後ろから押さえつけられた挙句、エリク・エリクソンに頭をグーでぶん殴られそうなタイトルである。私は専門家ではないため、適当なことを言っている可能性が高いことを初めに断る。なぜなら、マーシャとエリクソンの代わりに善…

明日のためのエネルギー

人間は社会的であるためか 人間という生き物に出会うと 心地よい疲労感と明日のためのエネルギーが生じる でも、これはよい場合 わるい場合、たとえば大人数のシチュエイション おなかのあたりから明日のためのエネルギーが生まれ むねのあたりから抑圧的な…

あるべき姿

あるべき姿を期待された あるべき姿を持ち始めた あるべき姿に苦しめられた あるべき姿と格闘した あるべき姿を手放した いま、あるべき姿があればどんなによいかと願う

物語『我が子』

「もう少しです、頑張ってください! ヒーヒーフー!」 助産師の声も届かないほどに痛みが全身を襲っている。それでも急速に削られていく体力をふりしぼって私は呼吸に何とか集中しようとした。 そのとき、しだいに何かが体内から出ていくのが感じられた――。…