うにょのブログ

基本的に読書

アサーティブについて

 

自己主張(アサーティブネス)トレーニング―人に操られず人を操らず

自己主張(アサーティブネス)トレーニング―人に操られず人を操らず

  • 作者: ロバート・E.アルベルティ,マイケル・L.エモンズ,Robert E. Alberti,Miller Herschel,Michael L. Emmons,菅沼憲治,ミラーハーシャル
  • 出版社/メーカー: 東京図書
  • 発売日: 1994/05
  • メディア: 単行本
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 本書は、アサーティブネス(アサーション)のバイブルのようである。まずは、本書のアサーティブ行動の定義を引用する。

 アサーティブ行動は、平等な人間関係を促進する。これにより、自分が自分のために行動し、びくびくせずに自分の権利を守るために立ち向かえるようになる。さらには、自分の感情を無理なく素直に表現し、人の権利を侵害することなしに、自分の権利を行使できるようになる。(p.10)

 アサーティブは攻撃的でも受身的でもない、自分と相手を大切にする態度ある。アサーティブに伝えるには、どんな言葉で言うかよりずっと大切なのは、それをどう伝えるかであるという(p.57)。つまり、こういう場面でこう言えばいいというものではないのである。アサーティブ行動を構成する要素として以下のものがある(p.59)。

視線を合わせること、姿勢、対人的距離・身体接触、身振り、表情、声の調子・抑揚・大きさ、流暢さ、タイミング、聴くこと、思考、しゃべる内容

 

 僕は、対人関係においてアサーティブであることだけを意識している。対人関係において大切なことはアサーティブという態度に集約されると僕は思うからである。具体的にどのように対応すれば正解なのかは定かではないが、アサーティブらしさというイメージを手掛かりとしてそう感じる。たとえば、アサーティブになるための下位目標として、僕は純粋性を大切にしている。ロジャーズ派の考えだが、相手との関係において純粋でいることは人間的な交流を促進し、相互の信頼感を高めるのに役立つと思う。また、これもロジャーズ派の考えだが、対等でいるために、僕はなるべく相手の話を聴いた際に、解釈や助言、否定、判断、評価などをしないように努めている(実際にできているとはいえない)。その代わりに、理解や共感を伝え、余裕を持って目の前の相手とともにいるのである。

 

 調べたところ、「自叙伝的な聞き方」という言葉があるようだ。このフレームワークは、自己点検に役立つ。

第五の習慣 理解してから理解される【自叙伝的な聞き方】|7つの習慣 セルフ・スタディ|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社

友達を作る方法

 

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)

 

 

 激ヤバな本を読んだ。今まで読んだ本の中でトップレベルに使える本。著者はパレオな男というブログを運営しているサイエンスライターの方。本書は読んで損はない。というか得しかない。あなたが現代の人間であれば、必ず役立つ本である。ホント、読んでほしい。

 いろいろなことについて書いてあるんですけど、健康にも幸福にも影響を与える人間関係の部分について取り上げようと思います。

 

 ヒトの認知リソースは大勢の友人をさばくようにはできていないため、1回につき5人前後としか親密な人間関係を築けない、というわけです。(p.131)

 これは、なかなか内向的な人間にとって喜ばしい情報です。

 また、親密な人間関係を築くためには、進化とのミスマッチという観点からみると、「時間」「同期」「互恵」の3つだけを意識すれば良いみたい(p.132)。1つ目は、一緒に過ごす時間の長さが大切ということ。2つ目は、近くで同じ行動をするということ。3つ目は、信頼というプレゼントを他者に与えるということ。

 この考えはめちゃくちゃ役立つ。仲を深めるために小手先よりもまず一緒に過ごす時間を増やすことを意識すれば良いし、そのときの活動としてゲームとか散歩とか一緒に近くでできることを選べばいいし、全体を通して「こいつは絶対に自分を裏切らない」と思わせれば良い。

 1回に5人前後の人としか親密な人間関係を築けないなら、いか現在における相手のその5人の中に入るかが大切である。僕の勝手な考えだけど、友だちが多い人と付き合うときって自分より他の友達を優先する可能性がちらつくんよね。そのときの不安って進化的な不安だったのかもしれないなあって思った。でも、まずは自分から相手を現在における自分の中の友達ランキングの上位に位置付ける必要があるよなー。

会話の3ステップ

 

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

 

 

 話すステップは、①相手の話をとにかく「聞く」②自分の気持ちをちょっぴり「話す」③相手に「質問」しながら話題を広げる、らしい。このフレームワークは良いかも。

 あと、会話は基本的に気持ちに焦点を当てるとよい。

一時的な協力

 

 

 本書では、社会の繋がりを一時的な協力という観点から捉えようとしている。それを一時的協力理論(Provisional Cooperation Theory:PCT)としている。これは、今日協力してくれた相手が、明日も協力してくれるとは限らないという事実、つまり人間の行為や態度は本来「不確か」であるという事実を重視する(p.13)。

 繋がりを維持するということはいかに一時的な協力を持続させるかということであり、一時的な協力を持続させることができなければ常に繋がりが解消される可能性に開かれている。人間の不確かさを重視してくれることで、不完全性も肯定してくれるし、自由も感じられ、気が楽ではある。人間関係において、一時的にこうしただけで、それだから次にこうしなければならないという義務は何もないんだ。この理論に基づけば、繋がりは固定的ではなく流動的である。常に繋がっている・協力してくれるがデフォルトではなく、どんなときも一時的に繋がっている・協力してくれているだけがデフォルトということ。そう考えると、少し寂しくもあるが、より確からしくもあるので、人間関係において執着が少なくなるかもしれない。

親密のアレコレ

 

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学

 

 

 気のおけないつながりは150人までみたい(ダンバー数)(p.22)。進化心理学的に。

 触れ合いは親密に大切みたい(p.57)。逆にいえば、親密になりたい人に対してはタイミングを見計らって触れるのも良さそう。今ならオバケ屋敷とかなら合理的に接触できるね。吊り橋効果もあるしね! そういえば、この前、ゲームで白熱したとき、相手に笑いながら叩くように触れたのだけど、なんかあざとい女子みたいなことしてんなって自分で思った(笑)

 笑いや音楽もエンドルフィンの分泌に良いみたい(p.66)。エンドルフィンは幸福感と関連があって、こうした感覚が社会的な結びつきのプロセスで重要な役割を果たしているようだ(p.66)。お笑いライブに一緒に行くとかとか、カラオケで一緒に歌うとかも良いのかもね!

 うわさ話は一種の毛づくろいみたい(p.67)。一件意味がなさそうな会話も親密性を高めてんだね~。

現実世界での出会い

 

あなたはなぜ「友だち」が必要なのか

あなたはなぜ「友だち」が必要なのか

 

 

あるイタリアの研究チームは、被験者の心拍数の変化や瞳孔の拡張といった生理的反応を、リラックスした状態、ストレスのかかった常体、そしてフェイスブックの利用中、というそれぞれの条件で測定した。この三つの条件下では、かなり違った身体的反応が見られた。フェイスブックを見ていた被験者は、ポジティブな意味で高ぶっている――研究者のいう「覚醒状態」にあった。だから他にもっと有効な時間の使い方もあるだろうに、人はSNSサイトを頻繁にチェックしたくなるのだろう。『毒になるテクノロジー』の著者ラリー・ローゼン博士は、ソーシャル メディアは刺激的だが、過度の刺激が脳に負担をかけ、やがては不眠、不安、抑うつといった症状を生むという。「一人の友だちと二時間話をすれば、おそらく知的な刺激を受けつつ、全般的にはリラックスします。大勢の友だちとEメールやスカイプツイッターで二時間やりとりをするのは過度の負担になり、本来楽しみたいことを楽しめないという状態に陥るのです」。ローゼンは一時間おきに最低でも10分から15分間、電子機器から離れて脳を「リセット」するように勧めている。(pp.213-4)

 

 最近youtube見てる。はじめしゃちょーと東海オンエアとパオパオチャンネルの動画をつい見てしまう。勉強に集中する必要があるんだけどね。むしろ勉強に意識が向きすぎて孤独感を味わうために、youtubeで紛らわせる。これは、あまりよくない。まあほどほどなら良いんだけどね。youtubeで孤独感を紛らわせたり、楽しみを味わったりするなら、現実世界で人と遊ぶことを僕は大切にしたい。でも、人と遊ぶことは時間を意図的に割く必要があるために、その分、勉強時間が減ってしまうと感じてしまう。でも結局youtube見てるのだから、それなら人と遊ぶことを優先したいとも思う。むしろ、遊ぶことと勉強(仕事)って対立するものではなく、相乗的に両立するのだと思う。ふたつのパフォーマンスが上がり、well-beingも上がると思うんだよなあ。1人でスマホするなら現実世界で人と交流したいなあ。

 余談だけど、youtube(youtuber)って、「遊び心」と「人との繋がり」の大切さを教えてくれると感じるなあ。その2つって人気youtuberの必要条件だと思うし、ひいては、社会的動物である人間として大切なものだと僕は感じる。

 

ロハス - 御殿場の秀逸な話

 あと、同じゲイの御殿場さんが上記の記事を書いてる。僕は、アプリで出会いを求めれば、逆に現実世界での出会いの大切さを感じるなあ。現実世界の知人は少なからず何らかの共通点があるし、または、ある程度どんな人とか分かるし、アプリと比べて仲を深めやすい。アプリのゼロからの抵抗感というか、しんどさが少ない。

仲良くなるために行動の幅を広げてこう

 

あなたはなぜ「友だち」が必要なのか

あなたはなぜ「友だち」が必要なのか

 

 

 友情を深める方法ひとつの方法に、つきあい方を広げる――研究者が「マルチプレックス法」と呼ぶやり方がある。大きな映画館に二人で行くようなイメージを連想させる言葉だが、実際には行動の幅を広げて互いの親密度と理解度を深めることを意味する。たとえば、いつも学校近くでお茶をしている友だちがいたら、たまには家族を交えた夕食に誘ってみるのもいい(それによって友だちも関係性の変化に気づくだろう)。(p.35)

 

 何を一緒にするかって案外難しい。ワンパターンになって飽きがち。人によっては全然そんなことないのだろうけども。

 友達はなりゆきで自然にできるものだと漠然と思っていたけれど、友達になりたいと思ったら、意識的にアプローチしていくことが大切だと気づいた。たとえば、上記のように。

 ここのところ、人との繋がり、すなわち対人関係について重要性を改めて認識した。友達の真価って、そのとき一緒に遊んで楽しいことにあるのみならず、時間的・空間的な広がりの中で増していくのだと思う。つまり、短期的な視点だけでなく、長期的な視点においても重要であるということだ。